老後の生きがいは人それぞれ

「年金生活になったら田舎に引越してのんびりとした暮らしを楽しみたい」という方もいれば、「これまでにできなかったことを思いっきりやりたい」という方もいますよね。なにを老後の生きがいにするかは人によって違いますが、ただ一日中テレビを見てぼーっと過ごしているだけだと物忘れが激しくなってしまったり、やる気や気力が湧かなくなったりしてしまうので、積極的に生きがい探しをしてみてはどうでしょうか。

自分にとって何が生きがいになるのかわからないと感じている方のために、おさえておきたいポイントについて解説します。

老後の生きがいを探そう！

ポイントを3つご紹介します。

これまでできなかったものに挑戦

今までは時間がなくてできなかったものに、定年後は手を出すチャンス。趣味が1個あれば毎日が少し（かなり？）楽しくなるはずです。

出典：アラフィフ女性から「幸せな老後」を考えるメディア・ミュゲ

まずおすすめなのが、今まで時間がなかったために諦めていたものにじっくり向き合ってみるということ。例えば、「ガーデニングをしたいけれど知識も時間もないし…」と考えていた方は関連書籍を購入することからはじめ、本格的に取り組んでみてはどうでしょう。

仕事も生きがいになる

今の時代は、60歳か65歳で定年になっても、なんらかの形で仕事を続けなければ老後の生活が成り立たないという人が増えています。

「悠々自適な第二の人生を想像していたのに、まだ仕事を続けなければいけないのか」そう思ってしまう人は、「仕事ができて幸せだ」というプラス思考に転換しましょう。

出典：楽しむ人と楽しめない人の違い－老後の生活に差がつく12の知恵

老後はゆっくり過ごすつもりだったのに結局仕事をしなければならず、生きがいを感じられないという方もいます。しかし、仕事をやめた途端まるで抜け殻のようになって老け込んでしまう方もいるので、仕事にもやりがいを見つけてみてはどうでしょうか。新たな目標を設定するのもおすすめです。

自分に合った趣味探し

「人生100年時代」といわれるようになり、以前に比べ、定年退職後に残された時間は格段に増えています。定年後の第二の人生を充実させるために、趣味に打ち込む人も少なくありません。

より充実した老後をスタートさせるためには、定年退職した時点で趣味を探すのではなく、定年の少し前の時期から自分にあった趣味を準備しておくことが大切です。

出典：定年後の人生が楽しくなる老後の趣味選びのポイント | fuelle

趣味を楽しんでいる間は時間を忘れますよね。ですが、趣味がなくて時間を持て余してしまう方の場合、定年退職前にいろいろな趣味に挑戦し、自分に合っているものを探すのもおすすめ。複数の趣味を作っておくと老後に新しい友達も見つけやすくなります。

充実した毎日を送るために

老後にたくさんの生きがいを感じられるようだと、それだけ毎日が楽しくなります。ただ、だらだら過ごすのも良いのですが、何かがやりがいや生きがいを感じられることを見つけたいと考えている方は、今回ご紹介したようにこれまでできなかったことや、趣味を中心に考えてみてはどうでしょう。

楽しく生きるために老後の生きがいを作り、充実した日々を過ごそう